お客様を安全に目的地にお連れする為に、必ず運行前点検・運行後点検を実施し、車両に問題が無いか確認しております。
ほんの少しでも気になる箇所や問題があれば整備管理者へ報告し即時解決しています。
法定の3ヶ月点検・12ヶ月点検(車検)の他に1ヶ月ごとに自主点検を行なっております。確実な点検と消耗部品の交換で車両故障を防止し、お客様はもちろん、ドライバーも安心できるバスで運行させていただきます。
タイヤの空気圧は適切か?釘等ささっていないか?取り付けナットの緩みは無いか?異常なすり減り方をしていないか?亀裂や破損はないか?石が挟まっていないか?1本1本丁寧に点検します。
運行前・運行後はもちろん、運行中の待機時間にもタイヤのチェックは行ないます。
タイヤに挟まった石は飛び石の原因にもなる為、見つけたら取り除き、冬期はスタッドレスタイヤに履き替えます。
社内の交換基準に基づいて、早めに新しいタイヤに交換します。
ヘッドライト、ウインカー等の点灯確認を行ないます。不具合があれば、すぐに交換します。
ヘッドライト・スモールランプ・テールランプ・ブレーキランプ・ウインカーどれかひとつでも切れていたら、周囲にバスの存在や合図が伝わらずに大変危険です。
運行中に切れに気づいたら、待機時間に電球の交換を行ないます。
エンジンオイルはエンジンの潤滑剤の役割をしており、正常にエンジンを動作させるのに必要です。
一定の量があることと、きれいな状態であることをチェックします。オイルが不足している場合は注ぎ足します。
エンジンルーム内の点検も同時に行ない、ベルト類のチェックを行ないます。
時期と距離とでオイル交換の社内での設定があり、早めの交換を行なっています。
バッテリーはエンジンの始動に始まり、ヘッドライト・エアコン・ナビ等の電装品の使用に係わる重要な部品です。
液量の点検を行なうと同時に、ターミナルの緩みや腐食のチェックを行ないます。
より安心安全な運行の為に、社内の交換基準に基づいて早めに新品に交換しています。
バスの車内には消火器が備え付けてあります。
運行前に消火器の有無をチェックするとともに、今から運行するバスのどこに備え付けてあるか確認します。
固定状態と使用期限をチェックして、万が一でも安心です。
バスの火災ではなくても、初期消火に使用します。また、年に1回消火器の使用訓練も行なっています。
車体の洗車や車内の清掃はもちろん行ないますが、車内に危険物・不審物が無いかもチェックします。
夏期などは車内にハチが入ってしまうこともあります。
それら細かな危険要因を運行前に見つけることで、お客様のより一層の安全が確保できます。
また冬期は、インフルエンザ等の予防の為に手すり等をアルコール消毒します。
安全で清潔なバスで、お客様をお迎えできるよう心がけています。
入社時には十分な安全教育を行っております。その後も、定期研修や健康管理を行いつつ、万が一に備えた訓練を行っております。
実際に初任運転者に行っている安全運転の*実技指導の内容は以下の通りです。
(*実技指導の内容については、その効果を検証して随時更新しています)
乗務前と乗務後に対面での点呼を行なっています。車両点検の確認、アルコールチェックや免許証等の確認を行なうとともに、ドライバーの体調の確認を行ないます。身だしなみ服装を見ながら顔色や表情から体調不良やストレスが無いかをチェックします。体調に不安がある時は安全最優先で乗務をやめて他のドライバーが運行を行ないます。ドライバーは運行指示書を受け取り、行先・経路・注意事項の確認を行ない、安心・安全な運行に努めています。健康管理が安全運転の基本であることを意識づけるため、点呼場・休憩室には血圧計が設置されています。
定期のグループミーティングでバスを運転する心構えや乗降時の安全確保など、毎月テーマを変えて安全教育を行ないます。毎月のミーティングでは他にもヒヤリ・ハット事例を発表したり、実際のドライブレコーダーの映像を見たりして、危険箇所の確認や安全意識の共有を行なっております。他のドライバーがヒヤリとしたという場所やドライブレコーダーで見た危険箇所実際に走行する際には、自然と安全確認に力が入ります。他には、外部講師を招いての安全講習を行ないます。毎年、冬の前にタイヤチェーンの装着訓練を行い雪道への備えをします。
実際のバスを使っての実践的訓練も定期的に行なっています。乗降時の乗客の安全を確保する実践訓練や、万が一の事故や火災を想定した実践的な訓練を行ないます。
事故や火災の訓練では、緊急連絡方法の確認や乗客の誘導練習を行い、消防署から水消火器をお借りしての消火訓練も行なっています。
また消防署の方を招いてAED の講習もしていただいています。
地域を熟知したドライバー・乗務員が快適かつ安全な送迎運行を行なっています。
ドライバー、運行管理者ともに運行エリアの道路状況や事故多発地帯を熟知しており、できる限り渋滞を回避しつつ、より安全なルートで走行します。曜日や時間帯による渋滞情報、お祭りでの短時間の通行止め情報なども細かく収集しています。道路工事箇所等で、バスが大きく揺れる恐れのある時には、車内アナウンスを行い、車内転倒を未然に防止するなど、安心・安全な運行を心掛けています。
ドライバーには入社時より、安全速度の教育を徹底して行ないます。
法定速度内が安全という事ではなく、天気が悪く見通しが悪ければよりゆっくりと、人が多く狭い道では徐行するなど、様々な状況に応じた安全速度で走行します。
いつでも綺麗なバスでお客様をお迎えできる様、出発前には洗車や車内清掃を行ない、運行途中でも、ホウキ・モップ・ガラス洗剤で車内清掃を行ないます。
インフルエンザやウィルスの流行時期には、乗降口にアルコール消毒液を設置、車内の手すりなど人が触れる部分の除菌を行ない、終了地点では、お忘れ物を確認すると同時に、不審物・危険物がないかも確認し、清潔・快適かつ安心な運行を行なっています。
※輸送の安全に係わる情報は、来客窓口に掲示してあります。
※事業開始から現在まで行政処分はございません。